「発信は人生を変える。」異業種からエンジニアに転職して1年経ったので、発信を愛する会社での発信活動について振り返る
異業種からエンジニアに転職して一年が経過しました。
初々しい入社エントリーはこちらになります。
エンジニアに転職して沢山のことが変化しました。当たり前のことですが、プログラミングが仕事になりましたし、転職前に比べてコードに触れる時間も格段に多くなりました。
生活のサイクルが劇的に変化し、家族と過ごす時間が多くなりました。ちょうど三人目が生まれた年だったので赤ちゃんの時期に多くの時間を共に過ごせたのは本当に良かったです。
生活サイクルの変化はこちらの記事に綴りました。
これだけでも十分人生が変わったのですが、異業種からエンジニアに転職して1年経ち、この1年に発信しなければ体験できなかったであろう体験が出来ました。なので、この1年間の発信活動を通して体験したことや発信による効能、参考にした発信術について振り返り書くことにしました。
記事数を振り返る
1年間の記事数は、67記事でした、、、
弊社には毎日投稿している方もいたりする中であまり多い数ではありませんでした。振り返ってみると、入社後半年間はなかなか記事を投稿出来ていません、、。
その反省を生かし、昨年末に「2022年は100記事書く」という野望を掲げることにしました。
新たな発信目標「1年100記事」はそんなに難しくなさそう
「2022年は100記事書く」と野望を掲げたのですが、100という数字をみるととても大きい野望だと感じてしまいます。
しかし、計算してみると達成するのは難しくないかもしれない。そんな気がしました。
まずは目標達成のために必要な月の記事数を出してみました。
let 目標記事数: Double = 100 let 年間月数: Double = 12 let 月の必要記事数 = ceil(目標記事数 / 年間月数) // 9
計算をすると野望を達成する為に月に8.33
記事ペースで書く必要がありますが、キリが悪いので切り上げして9記事としました。
9という数字は割と小さい数字のように感じるのですが、まだ達成容易なイメージが湧いてこないのでもう少し深掘りしていきます。
let 月の日数 = 30 let 月の休日数 = 8 let 一日の時間 = 24 // 単位(h) let 月の全時間 = 月の日数 * 一日の時間 // 720(h) // 健康的に8時間睡眠を取ろう let 月の睡眠時間 = 8 * 月の日数 // 240(h) // 日に6時間は自由時間欲しいよね let 月の自由時間 = 6 * 月の日数 // 180(h) // 仕事中に記事を書けなかった場合も考慮 let 月の稼働時間 = 8 * (月の日数 - 月の休日数) // 176(h) let 月の記事執筆に使える時間 = 月の全時間 - 月の睡眠時間 - 月の自由時間 - 月の稼働時間 print(月の記事執筆に使える時間) // 124(h)
今回は2022年6月の日数を基準として、月の日数を30、休日数を8に設定しました。
まず、月の全時間(h)を算出しています。そこから月の睡眠時間の確保、自由時間の確保。そして、弊社ではブログを書く時間も業務時間として含まれるのですが、もちろん業務が優先で記事を書けない時もあるかもしれないので一旦稼働時間も差し引いています。
そうすると、月の記事執筆に使える時間が124時間もあることが分かりました。1記事の執筆に10時間かけたとしても、34時間のお釣りがくるのでなんだか達成できる気がしてきました。
では、大体ひと記事あたりにどのくらいの時間を使えるのかを計算してみます。
let 月のひと記事を執筆するのに使える目安時間 = Double(月の記事執筆に使える時間) / 月の必要記事数 print(月のひと記事を執筆するのに使える目安時間) // 13.77..(h)
月に9記事投稿を達成しようとした場合、睡眠時間しっかりとって、自由時間を確保しても約13時間かけて1つの記事を書くことが出来ることが分かりました。13時間もあれば、1記事かけるような気がしてきました。これなら月9記事ペースで進めれそうです。多く書けた月があれば、翌月は他のことに時間を使ってもいいですね。
もちろん毎日の生活は変動的なので上記で考慮した時間以外にも必要なものは出てくるかもしれません。今回の方法は本当にざっくりな計算で「なんか100記事達成は難しくなさそうだぞ」と前向きに考える為のおまじない程度に考えていただければと思います。
上記のコードはGitHubにあげています。笑
発信の効能
100記事の野望を掲げたのはいいけど、発信すると何がいいのでしょうか?
この一年で感じた発信の効能を紹介します。
技術への理解が深まる
ネットで検索しヒットした記事内のコードをコピペするだけで問題が解決することもあるかもしれません。記事を書くには、その内容を自分なりに深掘りし説明する必要があるので記事にしない時に比べ記事を書くことで調べた内容が使える知識して身に付くと感じました。
過去の自分の助けられる
実装中に「そういえば以前この事を記事にした気がする」と思い出し、自分の過去の記事を参考にし解決することがありました。その記事の参考リファレンスもしっかり記載してあると、さらに助かります。
社内で挿絵の依頼が来た
記事のアイキャッチ画像を毎回自分で描いています。かなり作品数も溜まってきました。
このアイキャッチが功を奏したのか(どうかは分かりませんが)社内で挿絵の依頼をいただきました。これからは挿絵師として頑張っていきます。
いつかこのDevelopersIOのアイキャッチだけで個展開きたいですね。
テレビ出演が出来た
記事の投稿ではないのですが、Twitterで発信したアプリのツイートがキッカケでAbemaTVのお昼のニュース番組 ABEMAヒルズに出演することが出来ました。ちょうど目線で操作するアプリを作っていた時期で2週連続くらいで出演しました。
台湾の新聞社のWeb報に載れた
発信をきっかけに台湾国内で発行部が一番多い新聞社「自由時報」のWeb報に載りました。iOS工程師として紹介され、中国語でエンジニアのことを「工程師」ということが知り、中国語の単語を1つ覚えることが出来たのも効能の1つです。
発信は人生を変える
異業種からエンジニアに転職した私ですが、エンジニアとしてメディアで紹介してもらえるとは思ってもいませんでした。こうした貴重な体験が出来たのも発信の効能だと感じています。
IT未経験の私が参考にした発信術
自分が体感した発信の効能については紹介させてもらったのですが、今度はその発信を行うにあたって参考にした記事を紹介します。
ブログを書くために書かない
ブログを三ヶ月毎日続けるためにやったことに書かれている方法を参考にさせていただきました。
こちらの内容から引用させていただきますと、
ブログを書くために書かない
「ブログを書く」というのは基本的に面倒なので、ブログを更新するために何かを書こうとするとなかなか続きません。
なので僕は、ブログを書こうと思っていたらもう書けていたとなるようにしていました。
やり方としては、開発中に調べるついでにメモをとり、気が向いたらそのメモを整形し、記事として投稿するという方法になります。
分からないことがあると、ググると思うのですが、ググった時点からこの方法は開始します。
- 分からないことをググる
- ググってしまったので今回解決したい問題をタイトルにした空のテキストファイルを作成
- 解決できそうな見出しのページを開く
- 参考として、作成したテキストファイルに開いたページのURLを貼り付ける
- 試した事柄をメモに追加
- 解決するまで3~5を繰り返す
- 気が向いたら記事を整形して、挿絵を添える
この方法だと、0から記事を書くという時間を改めて作れなくて良いのでかなりストレスなく発信できるようになりました。もちろんググったことの全部が記事化になるわけではないので下書きのテキストファイルは増えていきますが、手元にストックがある状態にはなるので「今回は以前調べたあのメモを整形するか」と軽い気持ちで発信に向き合えるようになれました。
あなたが「今」書くことに意味があるのです。
弊社ブログのエンジニアがブログを書き続けるための5つのマインドセットも参考にさせていただきました。
この記事の中に
あなたが書いた記事は「必ず」誰かの役にたつ
あなたが「今」書くことに意味があるのです。
という言葉が書かれています。今、自分の目線で、自分の観点で書くことにより、誰かの役に立つ可能性があるということです。
この記事に載っていたクラスメソッド社内に伝わる二つの秘伝を転載させていただきます。
おわりに
前職ではなかった発信という文化に挑戦し、発信しなければ出来なかった数々の体験ができ、「発信は人生を変える。」ということを体感しました。
「人生」というとすごい大袈裟かもしれませんが、発信をすることで身の回りの何かは変わり、動き出します。調べた内容が使える知識として身についただけでも十分な変化ではないでしょうか。それがまた誰かに届いて、誰かの役に立てるかもしれません。発信って最高ですね。
また役に立てなくても誰かにどこかで「クスっ」と笑ってもらえるなら私は本望です。
この記事が誰かの発信の後押しになればと思います。
発信、楽しいですよ。
おわりのおわりに
完全に場違いなアイキャッチ画像や私の記事ではありますが、アカウントBANすることなく続けさせてくれているクラスメソッドに改めて御礼申し上げます。おかげさまで楽しく発信活動を行えております。ありがとうございます。
これからもどうかアカウントをBANしないでください。